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最近、私の周りにバレー部員が多い

第1章 新しい世界で


授業が終わった昼休み。私は中庭でお手製弁当を食べているけど、此処には時々誰かが来て話したり、邪魔されます。

「うおー!旨そうだな…なぁ、遊衣」
「この程よく肉に片栗粉をまぶして角切りチーズを混ぜて焼いたピーマンの肉詰めは美味しいなー。プチトマトと相性抜群だなー。」
「自分で作れって言いたいのかそれ!ガリガリ君なら奢れる!」
「交渉成立。お一つどうぞ」
「よっしゃー‼」

来たのは西谷夕君。今は何かやらかしてバレーを一週間禁止処分されてるからよく顔を合わせることが多いんだよね。

「毎回毎回よく食べるね。そんなにお腹空くの?」
「あぁ!部活にでれないから近くの公園で練習してんだ!それに早く帰らないと…」
「公園じゃあやっぱり本格的な練習にはならない?」
「それもある。けど……」

悔しそうに拳を握る西谷君に焦りが見える。大会も近いからもっと練習がしたいのかな?励まそうと声を掛けようとして…

「バレー部の女神である潔子さんに不貞の輩が近づくのを阻止する名誉ある任務を龍1人に任せるわけにはいかねぇ! 遊衣もそう思うだろ⁈」
「あ、はいそれは素晴らしいですね。…携帯どこかな」

やっぱりこうなるか…。携帯を片手に信者その2の会話を聞き流しながら送信、その間も話に終わりが見えない…この愛されっぷりは潔子先輩も苦労するなぁ。

「でもさ、西谷君。」
「ん?」
「この前潔子先輩と話してたら西谷君が居ないと静かでやり易いんだって。」
「⁈⁈⁈」
「でも、西谷君が真面目に頑張ってる姿も見れないから気になるんだって。」
「そ、そんな御言葉を潔子さんが俺に…!」

西谷君は顔が赤くなったり、青くなったり忙しい。
でも、ここまで潔子先輩を慕っている気持ちに嘘はなくて…潔子先輩もそれが分かってるから徹底的には拒めないんだろうか。

メールに着信が入る。お弁当を片付けてたら着いたみたいなので最後に伝えとこっと。

「もう戻らないと。これから先…色々頑張ってね」
「…おう!」

またバレー部にも顔を出して見ようかな?菅原先輩から良い後輩が来たから見においでって誘われたし。

「あれ?大地さん⁈」
「残念だよ西谷…。さぁ、離れた場所で話そうか?」
「…⁈す、すんませんしたー‼」

バレー部のセコム主将お疲れ様です。

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