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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第20章 第二十章


貴女side

赤「征君に逆らう人は何人たりともこの私が見下ろすことを許さない。頭が高いぞ」


そして第四クォーター
63対49洛山のリード
葉「!スクリーン」
貴女「でも無駄だよーだって征君は視野がとても広いから、それにそろそろかな?」
秀徳高校の人が征君を止めに入る。
だけど…征君が起こす“アンクルブレイク”で皆さん倒れていく。

貴女「だから止めに入っても無駄なんですよ。
征君の天帝の眼(エンペラーアイ)がある限りね。
この眼がある限りアンクルブレイクをたやすく起こしていく。」

そしてまた試合は進み現在71対51で洛山リード

今ボールを持っているのは真ちゃん
すると…
どうしてシュートの体勢になってるの?どうして?
貴女「!」
高尾さんからのパス…!
シュッ
そのパスを受け取って真ちゃんはシュート。
そして…
貴女「入った…」

貴女「フフッそうこなくっちゃ流石真ちゃん。
それに…征君の顔色が変わった♪じゃあやろっか♪(クスッ」


真ちゃん征君を止めるなんて無理だよ。
って…あの体勢から起き上がるって…
何だか真ちゃん、変わったね。
それに皆さん何だかとても強気になりましたね。
でも点数はこちらがリードしてますよ。
でも…

中「まだだ!!あたれ!!」と秀徳の監督さん。
貴女「オールコート…!一気に勝負をかけてきた…!」
ボールマンの征君に真ちゃんと高尾さん。


赤「……」
シュッ
貴女「せい…くん?何で自殺点を…」
赤「僕がいつ気を抜いていいと言った試合はまだ終わっていない。
一時大差をつけたことで緊張感がゆるんだかたかが数ゴール連続で決められた程度で浮き足だったのがいい証拠だ
もっと僅差であればこんなブザマな姿をさらすことはなかったはずだ
ならばいっそ差などなくしてしまった方がマシだ
少し頭を冷やせ…
だがもし負けたら好きなだけ僕を非難しろ」

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