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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第20章 第二十章


貴女side
in控え室
貴女「順調にゲームは展開されています。なので私からは何も言うことはありません。このままでお願いします。」
部員「おう!」

赤「では行こう」

inコート
貴女「やっぱ会場の空気はちがうね」
赤「そうかい?」
貴女「そうだよってあっ!」
赤「どうした」
貴女「葉山先輩のドリンク控え室に忘れちゃった…」
赤「行っておいでまだ時間はある」
貴女「うん!ありがとう!行ってくる!」と私は控え室へ向かった。

in通路
貴女「リコさん」
相「あら」
貴女「こんにちは」
相「こんにちはどうしたの?もう他の人は行ったんでしょ?」
貴女「はい。でも控え室に忘れ物をしちゃって…」
相「そう」
貴女「じゃあ失礼します」

私は控え室に戻り、葉山先輩のドリンクを持ち征君達のところへ
すると…

貴女「テツヤ」
黒「さん」
控え室を出るとそこにはテツヤがいた。
黒「少し話がしたくて」
貴女「話?いいけどってもしかしてリコさんにここに居ることを聞いて待ち伏せしてたの!?」
黒「はい」
貴女「はいって…っで話って?」
黒「はい。単刀直入に聞きます。美歌さんを“勝つこと”という考えどうしてですか?それにそれはいつから原因は?」

やたら攻めてくるな…てかその話もう何回目?

貴女「私がその考えをし始めたのは帝光中のときから、
原因っていうかそのキッカケは“勝利自体”
前も言ったと思うけれど、勝たないと何の意味もない。
勝たないと、勝ち続けないと優勝も何にも出来ない」

黒「そうですか。分かりました」
貴女「?じゃあ私行くね」
黒「はい」
結局何を聞きたかったんだろ?


試合開始…
第三クォーター
貴女「征君と真ちゃんの1対1か…」
ノーフェイクでいきなり3p…高さで勝負して来たか
でもそんなの…無駄なのに…
バシッ

そして一気にカウンター
すると高尾さんがマークでも無駄

切り返し、そして高尾さんは倒れる。

貴女「征君に逆らう人は何人たりとも許さない。頭が高いよ」

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