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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第15章 第十五章


貴女side

貴女「でもマズイです。あれ以上同じことを繰り返すと征君が…私止めてきます」

征君達の所へ
貴女「葉山先輩!」
葉「赤司の彼女!」
貴女「葉山先輩いい加減にしてください。^言^」
葉「あ…すみません」
と私が言うと大人しくなった。

貴女「失礼ですが、今度の練習メニュー葉山先輩だけ練習量を倍にさせて頂きます」
葉「げ…」
貴女「反論は認めません」
実「あららーちゃんってば」
赤「を怒らせるとこうなる。覚えておけ小太郎」

そんなこんなでミーティングなどお風呂を済ませて明日の相手の情報をまとめた。
****
赤「今日も試合だ。よろしく」
貴女「うん。因みにもう分析とか終わらせてるから」
赤「そうか了解だ。そろそろ行くぞ会場へ」

会場
inロッカールーム(選手控え室)
貴女「今日の相手は秀徳高校です」
赤「まさかこんなに早くに当たるとはな」
貴女「私もそう思ったよ征君。
秀徳には絶対的な得点源(スコアラー)がいます。
“三年C(センター)大坪泰介198cm98kg”秀徳のキャプテンです。そして秀徳にはキセキの世代の一人“緑間真太郎”がいます。彼のシュート範囲(レンジ)はコート全てでそこが厄介な部分です。

ですが勝てない相手ではありません。手元にあるデータでそれが分かると思います。もうこれで完璧です。
後は試合の流れで指示などが必要な場合はTO(タイムアウト)を取ります。修正が必要な場合は赤司君でお願いします。」

赤「分かった。そろそろ時間だ行くぞ」とジャージを羽織る征君。
一言征君に言いたいことがある。
貴女「征君…」
赤「ん?」
貴女「あっえっと…」
赤「小太郎先に行っていてくれとみんなに伝えてくれ」
葉「りょーかーい」
葉山先輩がみんなに伝え、私達以外の部員は先に会場に向かった。

赤「どうした?」
と問いかける。
貴女「どうしてか分からないけれど無性に言いたくなったの…あのね征君“勝ってね”」
赤「あぁ当然さ」
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