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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第14章 第十四章


貴女side

誠凛のベンチを見るとカントクのリコさんは難しい顔をしている。
まぁ今の状況を打開できる策はないけどね。
それに火神さんそんなにムキになりすぎると後半体力持たないですよーそういうところが良くないんですよ。熱くなってしまうところがね…

それに現在テツヤは身動きが出来ない。
私達にはテツヤのミスディレクションは私達には効かない。何故ならテツヤの性格や癖すべてを分析してテツヤが動くポイントを全て絞り込んでいるから。
そしてもうミスディレクションは消えている。

それに動かれたら、秀徳戦の時のようにサイクロンパスでコートの端から端までぶった切られるかもしれないし、まぁそれは征君が止められるけどね。

一つ確信があるもう勝てる。
洛山はこの試合勝つ。
第二クォーターなのにそういう確信があった。

“洛山は無敵”だよ。

例え相手がどんな対策を練ってきても私が突破口を見つけるよ。

審判「誠凛!タイムアウトです!」
リコさんが何かを言ってる。どう出てくるんだろ?
まっどんなこと言っても無駄だけど。

そしてタイムアウト終了
試合開始
陣形は守りから攻めへ
「フーン」さぁどうくる。
まず誠凛ボールキュッキュッ
貴女「なぁんだそういうこと。ならこうなってこうくるからこうっと」

じゃあ動きますか
貴女「監督タイムアウトをお願いします」
監督「あぁ」
審判「洛山タイムアウトです!」

タイムアウト
貴女「みなさん誠凛は攻めできました。この後の試合の展開はこうなります。」
実「なるほどねぇ~流石だわ!」
葉「ちょっ赤司ー!お前の彼女ヤベー!」
赤「当たり前だ。どれ僕にも見せてくれ…ふむ。根武谷も黛も」
根「おぅ」
黛「分かった」
レギュラーメンバーはデータに目を通して行く。
見ているとみんなコクコクと頷いて納得している。

貴女「細かい修正は赤司君の指示でお願いします」
赤「分かった」
貴女「征君、恐らくこの試合。もうタイムアウトはいらないよ。後は状況判断で十分だから」
貴女「分かった」


タイムアウト終了
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