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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第14章 第十四章


貴女side
次の日
洛山高校対誠凛高校
今日は全て私が指揮を取る。
多分火神さんはリベンジに燃えていると思う。
だけどリベンジ何てさせない。
私達が負けることなんて絶対にない。

会場前で誠凛高校の人にたまたま会い、私は会釈をして会場に入った。

ロッカールーム
貴女「みなさん手元のデータに目を通しておいて下さい。試合展開は私が指示を出します。修正などはキャプテンの赤司君からでお願いします」

コート
貴女「マークはこういう形です。」
部員「「「はい!」」」
貴女「征君…火神君は190cmで征君は173cm…17cm差だけど頑張って」
赤「あぁ」(はもう桃井を越えたな)

審判「試合開始!」
ジャンプボールは読み通り誠凛。
誠凛は攻撃型ならその攻撃の陣形を崩せばいい一回崩せばもうこっちのもの、でもテツヤがどう動くかが問題な点が出てくるかもしれないけど簡単なこと、テツヤが今までの試合の中での行動パターンを分析すればいいこと。
そして性格、癖、などなど

パシッ

貴女「ホラ引っかかった(ニヤ」
今のカットで洛山のペースになった。
いい感じに点も入っていく。
赤「そこ!当たれ!」
さすが征君、的確な指示だね。

第一クォーター終了
貴女「いい感じに試合は進んでます。」と私。
貴女「今の試合展開だと向こうのカントクさんはこういう指示を出すでしょう」

“守りを固める”と
第二クォーター
赤「の読み通り」

貴女「これで試合の流れが変われば…なんて…そういう指示で変わるのなら、苦労しませんよ」
と言うと征君達は一気に攻め込む。
今ボールを持っているのは征君で征君をマークしてるのは火神さん。
火神さん、残念ながらあなたは征君の足元にも及ばないですよ。

キュッキュッ
貴女「ほら抜いた」
火「クソ!」と火神さん。
貴女「ムダな足掻きなのに」

火「まだまだー!」
キュキュキュッ
火「クッ」
征君を止められる人なんていない。
貴女「知ってますよ。リコさんの考えていること全てだからいくらTO取って作戦を変えても…意味がないですよ。」

いっそのことファアル五個で退場になりますか?
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