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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第13章 第十三章


赤side
次の日の朝
貴女「文化祭か~何やるのかな?展示…映像…んー模擬店…」と朝食の食パンをかじる。
赤「僕は何でもいいよ」とコーヒーを飲む。
貴女「んーあたしもー」

学校
委員長「それでは!文化祭の出し物を決めます!」
赤「随分ノリのいい文化委員だな」
貴女「まぁこのほうが決めやすいんじゃないかな?」
赤「そうか?」
委員長「みんなー!何やりたい?」

クラスメイト「「メイド&執事喫茶!!」」

赤「今クラスの全員が口を揃えて言ったぞ」
委員長「他何かある?」
クラスメイト「「「………」」」
委員長「では“メイド&執事喫茶”で決まり!」
貴女「…何か嫌な予感がする」
赤「奇遇だね僕もだ」

貴女「え…私この服?」
クラスメイト「まだ試作段階の服だけどね」
赤「却下だ。何故僕がそんな服を着なければならないんだ
それに何故僕とのスリーサイズを知っている」
クラスメイト「企業秘密♪」
貴女「露出高くない?」
クラスメイト「そんなことないよー♪」
貴女「絶対多いよ」

赤「僕は嫌だからな。何故タキシードなんだ」
クラスメイト「だって男子は執事だもん♪それに赤司君、最高に似合うよ!」
赤「…はどこだ」
クラスメイト「あそこだよー」
赤「/////////」

貴女「征君///」
赤「よく似合ってる」
貴女「ありがとう」

クラスメイト「衣装はコレで決定でーす!」
貴女「決定された…」
赤「そうだな」

クラスメイト「出し物は焼きそばとジュースとパンケーキと…」
「コレでいいだろう」と僕は紙切れを取り出し書いていく。
赤「これなら赤字にもならないだろう。部屋の装飾費も振り分けてある。衣装も手作りですると聞いた。布の費用も振り分けてある。
僕の知っている店でいい布を安く扱っている店がある。
そこに行って布などを買って作るといい。」

貴女「さっすが征君!」
赤「さっそく取り掛かろう。装飾係りは手はず通りに、料理を担当する係りは料理の手順を段取り良く出来るようにメモをしておいた。目を通しておけ、衣装を作る係りはこの後布などの買出しに行く。
接客を担当する者は手順を書いておいた。よく覚えて置くように。」
貴女「征君すごーい」
赤「やるからにはやる。買出しに行くぞ」


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