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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第12章 第十二章


赤司side
病院
貴女「お父さん!お母さん!」
医師 「車の衝突事故と警察の方から聞きました。」
貴女 「そんな…さっきまであんなに…」
医師 「お父さんもお母さんも重症でした。手は尽くしましたが…」
貴女 「私は…これからどうすれば」
両親をなくし、従兄弟はいない祖父母もいない。
引き取り先何ていない

プルルルル
プルルルル
プルルルル
僕の携帯だ。

ピッ
赤「はい」
赤父『征十郎』
赤「はい」
赤父『話は聞いた私が彼女を引き取ろう』
赤「!?」
赤父 『一度家へ帰って来なさい。学校のほうには連絡をしておく』
赤「はい」
ピッ

赤「、落ち着こう僕の家においで許可もある。」
貴女 「うん。分かった…。」


赤父「初めまして、征十郎の父だ。
キミの今後についてはいくつか問題な点があるかもしれないが大丈夫だ。問題ないこれからの話をしよう。
さんキミには親族はいないらしいな」
貴女「はい。しばらくは遺産でどうにかなると思います」
赤父「確かにそうだろうな。だがそのことに関しては何の問題もない。 さん私達の家で住まないか?」

貴女「!」
赤父「実家はマンションで家賃もかかる。だから来ないか?」
貴女「でも私は皆さんと何の関係も…」
赤父「あるだろう?征十郎の彼女じゃないか」
貴女「でも…」
赤父「それに、征十郎…もう決めているんだろう?」
そう僕は決めている。

赤「…」
貴女「はい」

赤「…僕と結婚してください。僕はキミを護りたい。傍に居てこの先もずっと…だから僕と結婚して下さい」

貴女「え、あ…征君こんな時に何言って…」
赤「こんな時だからこそだろ?“護りたい”ってだから…僕と結婚してください」
貴女「はい//」
赤父「婚約成立だな確かにこの目で見届けた。この後も色々と大変だな」
貴女「はい」

次の日から
お葬式とか準備、赤司家の征君のお父さんが手続きなどを手配してもらえた。

そしてお墓の前
貴女「お父さんお母さん。私、征君の婚約者になったの引き取ってもらえることにもなった。この先も私、色々あると思う。でもお父さん、お母さん見守っていてね」
と伝えた。
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