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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第12章 第十二章


貴女side
帝光中
シュッ
貴女「入ったぁ!」
赤「よかったね」
「うん!」とにっこり笑う。
貴女「ねぇ征君。ちょっとだけここでバスケして」
赤「どうしてだい?」
貴女「少しだけ中学時代の征君を思い出したいの」
「いいよ」上着を脱いで動きやすい服になる。
赤「じゃあ行くよ!」

ダンダンダンダン
シュッキュッキュッシュッ

シュパッ

赤「はい終わり、どう?ちょっとは思い出せたかい?」
貴女「うん。カッコよかった見てたら征君と付き合う前の私に戻ったみたい。征君が練習しているのを影でこっそり覗いてた私に…征君はそれに気づいていたんでしょう?」

赤「そうだよ。」
貴女「それで私が当たって砕けろ!的な感じで告白したら…」
赤「僕がOKした。影でこっそり覗いてた幼馴染のキミが可愛かったんだ。だからカッコいいところを見せたかったから頑張って練習していたんだ」
貴女「それで付き合ってから私がバスケ部のマネージャーになって、さつきに情報収集・未来予測の手解きを受けていた。カンペキに出来るようになったのは中学三年の卒業前だけどね」

赤「そして今に至る。能力が完全に開花したは桃井より断然能力が上だ」
貴女「よく分かるよね」
赤「僕には分かるんだよ」
貴女「征君は凄いね!」

次はの家
貴女「ただいま!」
貴女母「おかえり」
貴女「でもすぐに行かないといけないの電車とか色々あってみんなの顔が見たくって元気?」
貴女「元気だよ」
貴女父「征十郎君。を頼むよ」
赤「はい」
貴女「行かなくちゃっ!またゆっくりできる時間に帰ってくるから!」
「えぇ気をつけて」
「はぁい」

*******
赤司side

貴女「疲れたなぁ」と呟く。

プルルルル
プルルルル
プルルルル
貴女「あっ電話…」
ピッ
貴女「もしもしあっはいそうです。
え…ウソ…分かり、ました行きます」
ピッ
貴女「征君私行かないと!」
赤「どこに!」いきなり飛び出すの腕を掴んだ。
赤「どうしたんだ!」

貴女「…じゃった」
赤「え」
貴女「お父さんとお母さん事故にあった」
赤「!?」
貴女「どうしよ…私行かないと」
赤「どこに!」
貴女「病院ここから近いの!」
赤「分かった。行こう」
パニックになっているを落ち着かせ病院に向かった。
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