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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第10章 第十章


…夢
貴女side
ここは…どこ?
あたりが真っ暗で何も見えないよ。
どこ?みんなどこ?
征ちゃん…テツヤぁ
どこ一人にしないで…怖いよ、寂しいよ。
みんな知ってるでしょ?
私が暗いところ苦手だって一人は嫌いだって。

みんなどこ?
むっくん…真ちゃん…さつき…ガングロの青峰…
涼ちゃん…テツヤ…征君…

助けて…

?「居ますよ隣りに…」
誰かが私の手を握ってる。
私の知ってる人、征ちゃんじゃない。
だぁれ?

この手の大きさはテツヤだ。私には分かる。
黒「大丈夫です。ボクはここにいますから」
その言葉に凄く安心した。

テツヤの言葉であたりが一気に明るくなり誰かがいた。

貴女「テツヤ…」
黒「見つけました。探してたんですよ?相変わらず方向音痴ですね」
貴女「うるさいなぁ」
黒「じゃあ行きましょう。」と私の手を引きリードする。
貴女「行くって?」
黒「秘密です」
貴女「テツヤの意地悪」


リードされテツヤにつれてこられたのは帝光中。
貴女「テツヤ」
黒「懐かしいでしょう?」」
貴女「うん最近来てなかったから…」
黒「バスケ…しますか?」
貴女「でも私バスケ…」
黒「大丈夫です。一緒にしましょう」
貴女「ボールは?」
黒「ここです。じゃあ始めましょう」
貴女「えっあ…」
ダムダムダムダム

貴女「フリースローか授業でやったことあるけど全然入らなかったし」
黒「それでもしましょう」
貴女「うん」

シュッ
貴女「あっ入った…」
黒「やりましたね!」
貴女「うん!」

貴女「ずっとこうして帝光中にいたいな…」

黒「…そうですね」
貴女「テツヤ!」
黒「どうしたんですか?」
貴女「何だか怖いの」
黒「大丈夫です」
貴女「テツヤ!テツヤ!テツヤ!テツヤ!」ぎゅう。
黒「大丈夫です。」

?「、」
貴女「誰かが私を呼んでるの…?」
?「じゃあそろそろ…」
貴女「え?」

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