第8章 第八章

貴女side
貴女「そう言われてみれば…でも構いません」
相「……」
貴女「全部食べたんでお先に失礼します」
相「えぇ」
（凄いわね色々と…）

征君のとこ行こっと
貴女「ねぇ征君ってハサミ！直して危ない！」
赤「すまない。ついな」
貴女「ついって…何の話してたの？」
赤「考えの話さ、火神がこう言ったよ。“キセキの世代を倒して、日本一になる！”ってね」そういう人居るんだ。
貴女「フーン…火神さん“キセキの世代を倒して、日本一になる！”ですか。
無理ですよ私と征君が洛山に居る限り絶対に…」

黒「さん…」
どうしてそんな悲しそうな顔で言うの？
貴女「テツヤ、あなたは私達には勝てない。“勝つことが全て”負けるなんて論外だよ。」
黒「あなたもそう言うんですね。赤司君と…同じ考えなんですね。」

貴女「そうだよ。征君と同じ考えだよ。負けたら何の意味もない。
洛山は負けないよ…征君もう言うね私の」
赤「いいのか。隠したいって言ってたけど」私は微笑み。
黒「いいの。テツヤは少し気づいてるから」

貴女「この前洛山と誠凛の練習試合、第二クォーターからの指揮は私です」
黒「！ でもあんな戦術、桃井さんしか出来ないですよ」
貴女「でも出来るの、私も“未来予測・情報収集”が出来るから。中学のときさつきに手解きを受けてたの知ってるでしょ？最近能力を完全に開花させたの」
誠凛「「！」」
黒「そうでしたね…手解き、受けてましたね」

赤「言っておくがは桃井以上だ。おそらく桃井も感づいているだろう。」
貴女「私達は負けないよ…テツヤ」
黒「“勝つことが全て”それは、あなたの考えですか？赤司君がそう言ってるからとかじゃないですよね！」

貴女「違うよこれは私の考え、
“勝つことが全て”そして“全てに勝つ征君は全て正しい”
今まで征君が間違ったことしたことないもの、それは幼馴染の私が一番良く知ってる。」

“勝つことが全て”
“全てに勝つ征君は、全て正しい”

貴女「テツヤから見たら失望する？
私のこと…嫌ってもいいよ。私のこと…中学のとき私があなたを嫌っていたように」

テツヤごめんね。