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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第7章 第七章


貴女side
貴女「…とは言ったものの、迷ってしまった」
と自分の方向音痴を呪う。

?「こんなとこで何してんの?」
貴女「えっあっ迷ってしまいまして」
誰だろこの人…何かで見たことあるような…ないような…
?「ふーん。俺が連れてってやるよ、どこ?」
どこって聞かれても「洛山高校の所に行きたいんですけどとか言っても分かんないだろうなぁ」
しかもいきなり声掛けられて連れて行ってくれるって普通だったら誘拐だよね。

貴女「…えっと」
?「じゃあさ、どこの高校?俺のカンだけどここ来てるってことはさ、何かの合宿で来たんでしょ?」
貴女「はい」
?「どこの学校?」
と言われ少し躊躇ったが、流石に一人でふらふら行くよりマシだと思い。

貴女「洛山です…「洛山!?バスケ部?」はい。部屋に戻ろうとしたら迷って…誠凛さんの近くに部屋があるのでそこまで行ったら分かるんですけど…」

?「誠凛か…俺誠凛の部屋知らないんだよなぁ。まぁいいや。んじゃ一緒に探すか」
貴女「あっありがとうございます。自己紹介が遅れました。私は洛山高校バスケットボール部一軍マネージャーをしています。です。学年は一年です。」

高「俺は秀徳高校の高尾和成一年な。」
貴女「秀徳…真ちゃんいるとこだ!」
高「真ちゃん事知ってんの?」
貴女「中学一緒だったんで…」
高「ってことは帝光?」
貴女「はい」
貴女「マジかよ。あっあと敬語なしだって同んなじ歳なんだからよ」
まさか真ちゃんのチームメイトだなんて…でもこの人…何か能力がありそう…

私の女のカンがそう言ってる…
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