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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第7章 第七章


赤司side
ここの旅館の地図は全て頭の中に入ってある。
とりあえず手当たりしだい探してみる。
玄関、第二ホール…廊下を走っていると…見つけた。
緑色の髪と俺と同じくらいの背の男。

赤「!」
貴女「征君!!」
赤「全く…また迷ったのか…」
貴女「ゴメン…」
赤「でも、よかった」ぎゅっ。
貴女「征君、テツヤのときと同じだよ。そんなに心配?大丈夫だよ」
赤「方向音痴を放っておけないよ。ましてや自分の彼女を…」
緑「俺達を空気にしないで欲しいのだよ」

赤「その話し方は…やはり真太郎か」
緑「あぁ。久しぶりだな赤司、卒業式以来なのだよ」
赤「そうだな。真太郎、をありがとう」
緑「俺ではないのだよ。高尾だ」
貴女「うん。高尾さんが助けてくれたの」
高「俺が高尾」
赤「ありがとう。」
高「いえいえ。」

赤「本当にありがとう。じゃあこれで僕達は失礼する。またな真太郎」
高「バイバイちゃん」
貴女「バイバイ高尾さん、真ちゃん」

…全く世話の焼ける彼女だ。
目を離しているとどこに行くか分からない…GPSでも持たせようか。
まぁそんなことはしないが

…部屋
貴女「ごめんなさい。征君」
赤「全く心配を…」
貴女「ごめんなさい。」
赤「それより、もうすぐ練習時間だ。用意をしよう」
貴女「はーい」

赤「準備出来た?」
貴女「出来たー今行くー」

…練習場
貴女「今日はこのメニューだよ。」
赤「監督は?」
貴女「何かこの後の練習がどうとかで何か打ち合わせ」
赤「ふぅん。とにかく練習頑張ってくるよ」
貴女「うん」

チュ

貴女「////////」
赤「可愛い」
貴女「征君最近積極的だよ/////」
赤「もっと積極的になった方がいいかい?」
貴女「えっ////」
赤「まぁそれは、また家とかでね」
貴女「征君////家って////」
赤「クスッ」
貴女「わっ笑わないでよ!とにかく頑張って!」

赤「あぁ行ってくる」

こうしたほうが練習や試合に身が入るんだ。
可愛い顔も見れるしね。
ホラ、今だって顔が真っ赤になってる。私、後で怒られるだろうな。
まぁいい。怒った姿も可愛いからね。
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