第5章 第四章
貴女side
赤「!!!」
貴女「征く…」ガバッ!
赤「どこ行ってたんだ!心配したんだぞ!」
征君が息を切らしてる…よっぽど探してくれたんだ。
貴女「ごめんね。」と背中に手を回す。
赤「ただでさえ方向音痴でよくつまずいてこけてドジなクセに…心配したんだぞ!良かった…無事で…」
貴女「そんなに方向音痴とか色々言わなくても…心配してくれてありがと、でもね。征君そろそろ話してくれないかな?恥ずかしいんだけど…///」
と私流石にみんな見てるしね。
赤「! すまない。誠凛のみなさん、ご迷惑をおかけしました」と私と征君は一礼をする。
貴女「テツヤ改めてありがとう。助かった」
黒「いえ」
赤「僕からもありがとう。というか足…」
貴女「こけて捻っちゃった」
赤「全く…世話の掛かるマネージャーだ。ほら乗りな」と私に背を向けてしゃがむ。
貴女「ごめんね。でもその前に…」足を引きずり…懐からカッターを出しメガネに…
貴女「おいメガネ。今日の試合どういうことだ」
日「あっ俺?」
貴女「どういうことだ。征君にあんな口の聞き方しやがって…暴言吐いてスイッチが入るって…
相手選手に対して失礼だと思わねーのか?あ?普通試合中に容赦のない暴言を吐くか?
テメェ馬鹿じゃねーの?しかも暴言吐きまくって集中力上がるとか最低だな。」と刃を向ける。