第27章 第二十七章
貴女side
試合は進んで行った第三クォーターでは私達が点を沢山入れていき点差は段々開いてきた。私達洛山が勝っている。
火神さんがゾーンに入ろうがどうなろうが私の分析には影響しない。
黒「それでもボク達は諦めない…!」
貴女「テツヤもう止めよう。この試合の終止符を打とう」
黒「嫌です!」
貴女「テツヤ…ごめんね。征君…お願い」
赤「あぁ」
元の人格が戻った征君の能力。周りの選手の力を最大限にまで引き上げること、それを最終クォーターの残り2分で使う。もうすぐ2分だ。
貴女「終わり…」
そしてこの試合は私達の圧勝だった。