第27章 第二十七章
赤司side
の才能が開花し、僕は少し動揺している。
最近のは少しおかしい。
何故なら目が別人のようになるいや、雰囲気もか…
まるでもう一人いるかのように
だが…それがチームの為なのかもしれない。
貴女side
貴女「そうよ!もっと!もっと!深くゾーンに入って!そして私は未来(さき)を読む。私をもっと困らせて!」
火神さんがゾーンに入ったことで私の予想していたことと大きく異なり、一度タイムアウトをとって次に起こる状況を伝える。それが最善の方法だと考えたからだ。
さつきも何か言ってる何を言ってるのかな?
でも、そんなの関係ないどんなことがあっても私達は負けない。
貴女「征君」
赤「なんだい?」
貴女「やっぱり後で言うその方がいいから」
赤「分かった」
後の方がいい。
その方がいい。
桃井side
強い…まるで別人といったほうがいいかな。
でも分かることがある彼女は強い。スカウティングの能力が高くて先まで読まれる恐らくこの先も…
それでも私達は負けない。
絶対に…
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貴女side
ハーフタイムに入り征君を呼び出し話をしてする。
赤「話ってなんだい?」
貴女「うん」
と言って征君に抱き着く。
そして耳元でこう言った。
“征君。帰って来て、もう大丈夫だよ。
酷い事をしたなんて思わないで、私だって同じなの。
だって皆を痛みつけるような戦法をしてるんだもの。
分かっちゃうから仕方がないの。
征君、皆貴方を待ってるよ”
と本当はウィンターカップで目覚めるはずだった。でもこんな形であの頃の征君を呼ぶだなんて思わなかった。
赤「…か…まさか君に直接話しかけられるとはね。いつから気づいてたんだい?」
貴女「さあいつからでしょう?おかえり征君」
赤「ただいま」