第4章 第三章
貴女side
審判「洛山高校と誠凛高校の練習試合を始めます!」
赤「行くぞ!」
貴女「みんな!頑張って!!」
そしてジャンプボール。
ボールは誠凛から、誠凛のテツヤ以外の一年生、二年生のデータはない。今から分析、解析を開始。
4番は誠凛バスケットボール部主将。
眼鏡をかけた一見地味で温厚な青年。他に何か能力的なもの持ってるのかな?
貴女「日向スイッチ入ったな。」
5番の人が「スイッチ入ったな」って何?
てか…めっちゃ暴言吐きまくってるんですけど
スイッチが入るって…相手選手に対しても容赦のない暴言を吐くこととか?
にしても集中力が著しく向上してる…クラッチシューターか、何か二重人格みたい…
って征君にまで言ってる。
駄目だ。イライラする…落ち着け今はデータの収集。
でも後でやばいかも
5番は冷静沈着なチームの司令塔。突出した才能は持っていない、でも視野が広いな。何か能力があるのかも、それに誠凛のオフェンスは基本的に彼から始まる…か。
8番は長身を生かしたアシストでフックシュートを得意とする。ダンクシュートも出来る…か。
10番は恵まれた体格と荒々しいプレイスタイルで天性の跳躍力の持ち主といったとこかな?
跳躍力を活かした高次元での攻防を得意としてるね。半面、アウトサイドシュートは苦手か。
プレイを見てるとテツヤの新しい光か。
イグナイトも受けれるみたい、キセキの世代以外で初めてみたなぁ。
そして11番のテツヤ
強豪・帝光中バスケ部出身で“キセキの世代”の五人からも一目置かれた“幻の6人目””シックスマン”。
フリーの状況でレイアップすら決めることができないプレイヤー。
並外れた観察眼と存在感の薄さを活かし、
マジックなどで用いられるテクニック“ミスディレクション”を使用して相手の眼前から消失しているかのように見せる。
“サイクロンパス”
遠心力をつけることで一気に加速させ、コートのエンドラインからエンドラインまでをぶった切るほどのパスを出す。
攻守が入れ替わる瞬間に素早く敵陣へ切り込めるカウンター技。
“イグナイトパス”
テツヤの得手であるパス中継において、単にタップしてパスの方向を変えるだけでなく、
掌底で押し込んでその速度を急激に上げさせる。単にパスルートを読むだけでは防げなくなると言う効果を持つ、一種の力技。