第4章 第三章
貴女side
テツヤだけは、情報がたっぷりある。
でもさつきはテツヤだけ読めない…か…
確かにそうかも読みやすいと思っていたけど…そんなことないな…
影が薄い分、どこでどう出てくるかが…
でもテツヤの性格など全てを分析、解析をすれば大体の見当はつく
征君頑張って…!
もうすぐデータが全部取れるから…
現在
第一クォーター
残り三分
貴女「みんな頑張って!!」
洛山は35…誠凛は5
海常や秀徳に勝っただけのことはある。
少し点を入れてくる…でもね…
ピー
審判「第一クォーター終了です!」
貴女「次は私が指揮か…」
赤「ただいま」
貴女「お疲れ!征君!みなさん!ドリンクとタオルです!」と一人ずつ渡していく。
赤「データは?」
貴女「カンペキ、これがデータです。みなさんある程度目を通しておいて下さい。」
赤「次、指揮とるんだろ?」
貴女「うん頑張るね。」
第二クォーター
貴女「さぁこれでどう変わるかな(クスッ」
やっぱり…誠凛の動きが止まってる。
これなら…後はコッチのもの…
誠凛の陣形にディフェンス力、攻撃力全てが大幅に落ちてるもうこれ以上足掻き続ける方が疲れるだけなんですよ?
審判「誠凛タイムアウトです!」
タイムアウトか…また作戦を練って来るか…意味なんてないのにでもどうしてみんなまだ諦めないの?
まだみんなの目には光があるきっとこう思っているんだ。
まだ第二クォーターだ。まだ巻き返せるって
無駄なのに…
それから点差は開き、結果
洛山125誠凛19で洛山の勝った。