第24章 第二十四章
貴女side
とある大会の試合
桃/貴女「「知って/ます/るよ。そう成長(なる)ことも」」
相手校主将「舐めるな!」
桃「分かってはいたけど、やっぱり向こうの主将は気が強いね美歌」
貴女「そだね。さつき任せて」
桃「うん」
貴女「……」
桃「…どう?」
貴女「分析、解析その他終了…コーチTOお願いします」
審判「帝光TOです!」
貴女「では…」
説明、作戦を聞いた後…
貴女「ーなのになぁ(クスッ」
黒「美歌さん?」
貴女「どうしたの?」
桃「今何て…」
貴女「だからさー無駄な足掻きなのになぁって
今日の相手確かに強い。でも、でもね。さっき私が指示したでしょ?
もうさっきの指示でこっちの帝光の勝ちは決まっているの」
黒「そんなの分かるわけ「分かるの」分かるわけないじゃないですかまだ試合は続いてます」
貴女「続いているから何?後は私、観客みたいに見ているだけで十分だよ」
黒「!」
貴女「どうしたの?テツヤ君」
黒「…いえ」
*******
練習
桃「明日昇格テストだね」
貴女「うん。今回はどんな子が一軍や二軍に上がってくるんだろう?」
桃「そだね」
貴女「あっ」
桃「美歌?」
私は二軍のある子にあることを言ってから
さつきの元へ帰ってきた。
桃「美歌あの子に何言って来たの?」
貴女「え?何ってちょっとしたアドバイスだよ」
桃「ふーん何か意外、美歌がアドバイスとか言うの」
貴女「そう?あの子一軍に上がれそうだったから」
桃「よく分かるね」
貴女「まぁね…でも…」
桃「!」
貴女「例え一軍に昇格しても生き残れるかどうかは分からないけれどね(クスッ」
(冷たい眼、それに少し口調も変わってる…まるで美歌“じゃない”みたい…)