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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第24章 第二十四章


貴女side
私達を歯車にたとえるならばかみ合っていたこの時までは一つにひびこそ入ってしまっていたがまだきっと直せると信じていた。その後夏休みが明けた始業式の午後虹村先輩、三年生の方々は引退涙はなく悔いのない表情で先輩たちは体育館に別れを告げた。

そしてここから歯車は狂っていく
みんなからすると__もだったのかもしれない
だってみんなそう言うんだから

桃「!!」
貴女「どうしたの?そんなに焦って」
桃「白金監督が倒れたって…!今赤司君達を探してるの!」
貴女「私も行く!」

…数十分
征君…どこ…
桃「いた!赤司君!」
貴女「征君!」
赤「桃井と二人もか…どうした?もしやもうコーチと話したのか?」
桃「白金監督が…倒れたって…!!」


放課後
コーチ「命に別状はない現在は入院して安静にしている。
先ほど虹村達が見舞いに向かった。」
紫「ビックリしたねぇ~~」
青「……」
黄「よかったっスねー…緑間っちは知ってたんすか?」
緑「赤司に今朝聞いたのだよだが…」
真太郎君も冷静だなぁ
コーチ「残念だが…監督に復帰することはもうない」
皆「!?」
コーチ「白金監督は数年前から病を患っていた命は助かったといったが決して軽くはない病だ
限られた時間しか練習に来られなかったのはそのためでもあった」

そんな…監督…もうここに来れないんですか…

コーチ「よって今日から私が監督を引き継ぐことになった
それともう一つ明日から虹村達が居なくなった分
二軍から十名前後昇格される
突然のことですぐに気持ちを切り替えるのは難しいかもしれないが部活動を停止することはない
明日からは今まで通りの練習メニューに入るいいな」

********
白金監督が復帰できない。
よってコーチが監督に…
もうぐちゃぐちゃだよこれからどうなるの?
嫌な予感しかないよ。

貴女「征君…遅いなぁ優勝してから雑誌の取材倍増してるし
レギュラーメンバーも色々呼ばれてたりしてたし…
なんかみんな変わっていく…」

赤「何が変わっていくんだい?」
貴女「征君!」
赤「お待たせ帰ろう」
貴女「うん!あれ?真太郎君は?」
赤「先に帰ったよ」
貴女「そっか…」

みんな一緒だったのにみんなあんなに仲が良かったのに…
バラバラになっていく…
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