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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第23章 第二十三章


貴方side
そして…
審判『これより決勝トーナメント帝光中学校対鎌田西中学校の試合を始めます。礼』
決勝戦が始まった。
相手は一卵性の双子?

決勝戦私達帝光中は思わぬ形でピンチに追い込まれることになる

さっき監督に言われた
青峰には何もしなくていいって慰めは逆効果だと
だから私は何も言わない。
ただいつも通り情報を集めるだけ…

虹「双子かよ…珍しいなどんな奴らだ?」
と聞かれた私とさつきは顔を見合わせ。
桃「それが…ほとんどデータがないんです…記録にも目立った点はないんですが…」
貴女「その通りです」

審判『チャージング!白八番!!』
涼太君…
ううんおかしい何かがおかしい…
黄「どこに目ぇつけてんスか!?相手が勝手に転んだだけじゃん!んなジャッジ納得いくわけ…」
貴女「涼太君ダメ!」
ピー
審判『テクニカルファウル白八番!!』

虹「ファウルをもらうのも技術の一つだとはいえ…それにここまで特価した選手は初めて見たぜ
あの双子下手な一流よりやっかいだぜ」
そういうことか…

一度涼太君をベンチに下げた。
だがその後必用以上に慎重なプレイを強いられる私達帝光はペースをガクッと落とす結果になった。
加えてフラストレーションとプレッシャーによる疲労。
ロースコアの試合展開今回初めて帝光が追いかける形となった。
貴女「前半終了。五点のビハインドで折り返ししかも大輝君がファウル四つ目…」

赤「行くぞ」
貴女「うん!」


虹「黒子はどうした?」
先輩「ちょっと風に当たりたいって…」
赤「二分したら呼びに行け、この試合青峰もだが黒子の力も必要になる」
貴女「そうだね…」

後半開始
赤「準備はいいね行こうか」
貴女「行ってらっしゃい。征君」
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