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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第23章 第二十三章


貴女side
ビー
審判『両チーム整列してください。それではこれより帝光中学校対上崎中学校の試合を始めます。礼』
選手「「よろしくお願いします!!」」
試合は順調に進んでいっただけど…
貴女「大輝君…」
桃「?」

*********

桃「青峰君っ!!さっきテツ君と…なんで…」
青「うるせーよちょっと外いってくる一人にしてくれ」
大輝君…私はいつか…こういう日が来るとは分かってた。
でも大輝君の望みは…

緑「まさかイヤな予感がこんな形で当たるとはな…」
紫「こーゆー時さー峰ちんを追うの黒ちんじゃないの~?」

赤「ああ…だが黒子にもショックなことだったはずだ今すぐにというのは難しいかもしれないな
だがすぐに次の試合が始まってしまう
最悪青峰がベンチでもやるしかない
その後宿舎で話をしよう」

こんな重い空気の中次の試合だなんて…征君…
やっぱり貴方はどんな状況でも冷静だね。
このことを言うときっと「当たり前だよ」って答えるのかな?

黄「黒子っち…」
と心配そうに声をかけるすると…
ヴーヴーヴー
黒「すみません電話です…ちょっと席を外します」

大丈夫かなこの先、この状態で…
ううん大丈夫こういう時私達が支えなきゃっ!私が出来る事をただ一生懸命にするだけ!

ビーー
試合開始
貴方「!?」
審判「アウトオブバウンズ白ボール」
テツヤ君の出したパスが外れた。
審判「帝光選手交代です」

この試合大輝君四十得点を記録し私達帝光は圧勝
準決勝へとコマを進めた
そして翌日最終日決勝トーナメント準決勝
前日同様仲間からは投げやりにすら映る危ういプレイぶりにも関わらず
大輝君は決め続け五十一点を記録不穏な空気がまとわりつつも帝光中は勝ち進む。
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