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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第23章 第二十三章


貴女side
貴女「もー征君!!どうして言ってくれなかったの!!」
赤「今日の試合が終わったら言おうと思ってたんだ」

貴女「征君のバァカ!!バァカ!!」
赤「悪かった」

貴女「…もう!でもいいや、そのか・わ・りに!」
赤「?」

第一体育館
貴女「でね!抱っこ!」
と腕を上げる。

赤「抱っこ?」
貴女「抱っこして、ダンクしたーい!」
赤「はぁ」
貴女「ほら!早く!」
私はボールを持って征君に抱っこしてもらい。
貴女「ダーンク!」
バン!
赤「これでいいかい?」
貴女「いーよ。許す!」
(案外すぐ許してくれたな)

次の日の練習
貴女「黒子君お疲れ様」
黒「ありがとうございます」
貴女「あのね黒子君。私、今日から一軍担当のマネージャーなんだ。ドリンクとかみんなに私終わったら第一体育館に行かないと…」

黒「そうなんですか」
貴女「なんか…ちょっと寂しいな…。数ヶ月しか三軍にいられなかったなぁ」
黒「でもクラブは同じです。ただ練習場所が違う。それだけのことです」
「そだね」といい第一体育館へ向かった。
黒「確かに寂しいです…」
って黒子君が呟いていたなんて私は知る由もない。


私が一軍に行った理由は“大きな才能を秘めてるから”
大きな才能を秘めてる…何の才能だろう…?

私side
はたまた次の日

部員「1!2!3!4!5!6!7!8!9!10!
11!12!13!14!15!16!17!18!19!20!」
貴女「みんなー頑張ってー!!次は50m走です!行きまーす!ヨーイ!ドン!」

みんな走っていく、でも…
貴女「ノルマ2秒遅いです!頑張ってください!」
部員「はい!」
それからいつも通りのキツい練習が続き…

貴女「お疲れ様です!みなさん!」
ドリンクを渡していく、みんな汗だっくだく…
貴女「もうすぐ練習が終わります。あと少し頑張ってください!」


三十分後
虹「今日の練習は終了だ。自主練をしたいやつは残っていいぞ」
赤「俺達は練習を少しするよ」
貴女「分かったさつきは?」
桃「私は一緒にいるよ」
貴女「そっかじゃあ私は待ってるよ」
桃「じゃあ何の話しよっか」
貴女「そうだね」


桃「あのね…」
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