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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第23章 第二十三章


貴女side
すると…
虹「誰のだこれ」と私の体操服が袋を持つ人。
赤「どうしたんですか」
虹「赤司か。いやな、体育館の前にこれ(体操服の入った袋)が」
赤「見せて下さ「それ!私のですっ!!?」
虹「知り合いか?」
赤「はい。幼馴染です」
貴女「はぁはぁはぁ…」膝に手をつき息を切らす。

赤「大丈夫か?」
貴女「うっうん…ありがと征君。それと荷物ありがとうございます。じゃあ私帰るね。バイバイ」と立った瞬間フラつき…」

バタン!
赤「!!」
征君が心配そうに私のこと呼んでる…
「大丈夫」って言わなくちゃでも…言えないや…
そこで意識を手放した。



赤司side
赤「!!」揺さぶっても起きない。
虹「赤司落ち着け!とりあえず保健室へ連れてくぞ」
「はい」とオレはをおぶった。

…保健室
コンコン
虹「失礼します」
保険室の先生「あら、バスケ部の主将と副主将じゃないどうしたの?」
虹「この子が倒れまして」
保険室の先生「あら、さんじゃない。とりあえずベッドに」
赤「はい」と奥にあるベッドにを寝かせる。
虹「どうですか」
保険室の先生「どれどれ…貧血ね」
赤「そうですか良かった…ところで先生。さんの名前覚えてるんですね。」
保険室の先生「えぇ最近よく来るから余計よ」
赤「よく来る?そうですか」
保険室の先生「じゃあ私は」
赤「はい。ありがとうございます」と先生はベッドから離れていった。
赤「良かった…」


虹「珍しいな。赤司があんなに冷静じゃないのはもしかしてが好きなのか?」
とニヤニヤする先輩。
赤「はい。好きです」
虹「なにぃ!?」
赤「好きですが何か?」
虹「いや、何も…」(キッパリ言うな…)

赤「相変わらず変わってませんよこうすることも…」と懐かしむ。
虹「こうするって?」
赤「世話をすることです。昔からよくのの世話をしました。は泣き虫でよくあやしたりしてました。」
虹「そうか…。練習に戻るぞもうすぐ練習が終わる。その後にくればいい」
赤「はい」
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