第23章 第二十三章
貴女side
帝光中編
貴女「わぁ~凄い人すっごい人!!クラブ勧誘でこんなに人が…」
サッカー部「ねぇキミ!サッカー部のマネージャにならない!?」
ラグビー部「いやラグビー部の!」
野球部「いや野球部の!」
「あっえっと…そのごめんなさい!」と逃げる!
貴女「はぁはぁはぁ…なんとか巻いた…でもクラブか…帝光中って絶対何かの部に入らないといけないんだよね。どうしよ…とりあえず…」
パソコン「ようこそ!パソコン部へ!」
パソコンが好きなのでとりあえずパソコン部に入ることにした。
…五月
先生「さんすっかりタイピング速くなってきたね」と超優しいパソコン部の顧問の女の先生。
貴女「ありがとうございます。あの、前から思ってたんですけど…パソコン部って全然部員いませんよね?」
先生「結構いるよ?うちフリーなんだよね~来なくても大丈夫。名前だけあるみたいな?でもちゃんと来るよ。たまに」
貴女「へっへぇ~」
先生「あっもうこんな時間か今日はもう終わり、シャットダウンして」
貴女「あっはいえっと…スタートっとシャットダウンしました!じゃあお先に失礼します!」
私はパソコン室を出て職員室を経由して門へ向かった。
門へ向かう途中第一体育館から…
キュキュッ
ダンダン
と音が聞こえてくる。
貴女「何だろ?」
気になり第一体育館へ向かい体育館の入り口に荷物を置いてから体育館の中をこっそり覗いてみる。
貴女「バスケ?」
そこには幼馴染の征君がいた。
貴女「征君…バスケ部に入っていたんだ…」
そういえば何の部か知らないけど一年だけど副主将やってるって聞いたことが…
バスケ部だったんだ…
貴女「やっぱりかっこいいなぁ」
虹「休憩!」
貴女「あっ邪魔になるかも!帰ろっと」
カバンを持って門へ向かう。
貴女「あ…体操服忘れた…第一体育館にカバン置いたときにか…」
学校を出ようとしたときに気づいた私。
ダッシュで第一体育館へ。