第8章 誕生日 11/8ver.《降旗光樹》
舌を出して胸の先端を舐めてみると、ビクッと大きく真由美の体が震えた。
「ゃ、あ……んっ」
舌に当たるコリコリとした感触。
舐めてみたり、突ついてみたり。
その度、甲高い声を上げる真由美。
(ヤバい、可愛い可愛い……っ)
もっと先へ…と逸る気持ちを抑え、充分に胸を弄った後はいよいよ下半身へと手を伸ばす。
「下も、触るね……?」
「うん…っ」
スカートの中に手を入れて、恐る恐る下着の上から真由美の秘部へ触れる。
「あっ…、やぁっ……」
(良かった…、濡れてる……)
少し湿り気を帯びている下着に、ホッと胸を撫で下ろす。
どうやら俺がしてきたことは間違っていないらしい。
「光樹ぃ…っ、恥ずかし過ぎて死んじゃいそ…っ」
「俺は真由美が可愛い過ぎて死にそう……」
「っ…何言っ、あぁっ……、ん」
これは俺の本音。
俺の行動一つ一つに敏感な反応を見せる彼女が可愛くて可愛くて仕方ない。
下着の上から秘部を撫で、そろそろ下着として機能しなくなってきた頃、俺は真由美に「コッチも脱がすよ…?」と声を掛けた。
力無く頷く彼女の足から下着とスカートを抜き取ると、今まで何度も妄想した何も身につけていない裸の真由美が露わになる。
本物は俺の妄想なんかよりずっと魅力的だ……。