第4章 誕生日 10/23ver.《伊月俊》
「あっ、ん…、何か……っ」
「ん?」
「気持ち良く、なってきた…かも……っ」
「っ…、本当に?」
「うんっ、あっ…ぁん……っ」
確かにさっきより指の出し入れもスムーズになったし、真由美の声も苦しいモノじゃなく、熱くて甘くなってきている。
「じゃあ、もう1本増やすぞ…」
「うん…っ、……んぁっ」
指を増やすと更に甘くなった真由美の声に、どんどん自分の気持ちが昂ぶっているのが分かる。
いや、もう抱き始めた頃からカラダは熱くてしょうがなかったんだけど、それ以上に…っていうか……。
(早く、真由美と一つになりたい……!)
「俊君っ、私大丈夫だから…、もう…っ」
「…分かった。ちょっと待ってて。準備してくるから」
そう思ってくれてたのは真由美も同じみたいで、俺は“もしものときの為に”と持っていたゴムを取り出し、多少苦戦しながらも自身に付けることができた。
「じゃあ、挿れるよ…」
「うんっ」
俺は自身のソレを秘部にあてがい、少しずつ腰を進めていく。
(キッツ……!)
思っていた以上に狭い真由美のナカ。
彼女は本当に大丈夫なのだろうか?痛くないのだろうか?と、また一気に不安な気持ちに追いやられる。