第2章 ♢危機?
?「和く〜ん!♪」
ピトッと体をくっつけてくる美人さん。
む、胸が当たってる!!
レイナ「レイナの事、好き?」
レ、レイナさん?好きも何も私は貴方の事を存じ上げません事よ!?←
レイナ「和くんから好きって言って!!」
はい?
レイナ「和くん、いつも言ってくれるじゃない!!早くっ!!」
待て待て待て。お兄ちゃんいつも言ってんの!?
レイナ「好きって言って!!」
なかなか言わない私(レイナさんはお兄ちゃんだと思ってる)に痺れを切らしたのか
どんどん距離を詰めてくるレイナさん。
レイナ「早くぅ〜!」
『いや、あの、わた、いや僕に好きとかは早いかな〜って…?』
レイナ「ウブな和くんも素敵〜!!」
いやいやいや。何でそうなるんだい!
そう言いながら目をハートにさせたレイナさんがキス出来る距離まで近づいてきた。
うぉ、もうもうダメだ…。
?「ニノ!」
誰かがお兄ちゃんの名前を呼ぶ。
た、助かったあ!
レイナ「今回は邪魔者が入ったけど、次は二人きりで…ね?」
去り際にそう言ったレイナさんの顔はハンターの顔だった。
女の勘で分かる。あの人は危険だ!!
?「ニノ!大丈夫だったか?」
この顔の濃い、イケメンさんは…
確か、松ジョンさん、じゃなくて松ジェイ?
お兄ちゃんはいつも何て言ってたっけ…?
確か、アルファベットだったような…
P?G?…G、Gだ!
『Gさん!』
「Gさん?」
外した!!
訳がわからないといった顔をしているGさん?
とりあえずアルファベットは危険だ…。
松なんとかさんっていうのは分かってるから
…松さん!松さんでいいや!!
お兄ちゃん、まだメンバー全員には説明して無いって言ってたし、お兄ちゃんぽくしなきゃ!!私は二宮和也だ!男だ!押忍!
『間違えました!すいません!松さん!』
潤「…松さん?…お前本当にニノか?」
ギク!!やばい!バレたらお兄ちゃんに迷惑がかかる何としてでもバレちゃいけない!
てかお兄ちゃんの話し方ってどんなだ?…
いつも意識して聞いとけば良かった←
『はい!僕、ニノです!!』
潤「うーん、何か可笑しいけど、ニノの顔だもんな。ニノ、変な事言ってごめんな。」
『大丈夫です!松さん!じゃあ、ぼ、僕はこれで!!』
これ以上いたらボロが出る!
退散じゃ!