第2章 ♢危機?
マリー「はい!ここでポージング!!」
『はい!』
あの日からというもの私はマリーちゃんの元に通ってウォーキングやモデルとしての仕草などを教わっている。
二宮和也の双子の妹がテレビ局をうろついてるなんて知られたらマスコミが嗅ぎつけて
厄介になるからっていう理由で
私は事情を知っている、マリーちゃんや櫻井さん、相葉さんの前以外では嵐の二宮和也として過ごしている。
顔も声も割と似てるからね。
でもこれバレたら終わりだよな。←
マリー「一旦休憩!バレたら面倒だからあんまりウロウロするんじゃないわよ〜♪」
『はい!』
あ〜、疲れた。汗だっくだっく。
あそこのソファでジュース飲もっと。
「二宮さん!おはようございます!」
「ニノ〜!また飲みに行くぞ♪」
「ニノっ!元気か!?」
「二宮さん!私ともたまには遊んで下さいよ〜!」
『は〜』
お兄ちゃん、大変だな。ジュースもろくに飲めないくらい人気者なんだ。
お兄ちゃんに話しかけてくる人は年齢も性別も違うけど皆お兄ちゃんを見つけた時嬉しそうに駆けてくる。
お兄ちゃんはこうやってテレビの裏でも
皆から愛されてるんだ。凄いな。
なんてらしくもなくお兄ちゃんに尊敬の念を抱いていると横から甘ったるい声が。