第1章 ♢双子の兄
マリー「今時、嵐を見てもキャー1つ言わない子もいるのねぇ(笑)」
テレビ局のロビーにあるソファに座りながらマリーちゃんが私の顔を見てケラケラ笑う。
『家にテレビが無いんです!!…櫻井さんすいません!!』
翔「いいよいいよ(笑) 俺も、ちゃんの事ニノの妹だって気づけなかったしお互い様だよ。」
なんてお優しい…!大天使櫻井さまだ!
マリー「で、何でマサキの事は知ってんのよ?(笑)」
『相葉さんは、お兄ちゃんがJr.の頃よく
家へ来てましたから。』
雅「いや〜!それにしてもびっくり!!
あんなに小さかったちゃんがこんなに大きくなって!!ところで何歳!?」
翔「双子なんだから同い年でしょ(笑)」
相葉さんは相葉さんのままだ。うん(笑)
雅「そっか!(笑) それにしてもすっごい可愛いね!!彼氏とかいるの!?」
和「バカ、俺の可愛い可愛いに手出すなよ!!」
雅「いいじゃん!ちょっとくらい!」
マリー「とマサキいいんじゃない?」
和「ちょっとって何だよ!! ノブオも余計な事言うな!」
マリー「だからノブオって言うんじゃないわよ〜!!」
翔「ニノ、本当にちゃんが好きなんだね(笑)」
ぎゃあぎゃあ騒いでいる3人を楽しそうに眺めながら言う櫻井さん。
『そうですか?(笑) 私を身代わりに差し出して自分は家でダラダラしてるし、
ケチだし、意地悪ばっかりですよ。でも…』
翔「…でも?」
『私はそんなお兄ちゃんが大好きです!』
…こんな事絶対目の前では言ってやんない。
翔「…良かったね ニノ(笑)」