第1章 ♢双子の兄
マリー「今日はここまで!さすがカズナリの妹!器用なところは兄譲りね!筋がいいわ!」
あの後 このままテレビ局でお仕事があるお兄ちゃんとはお別れして 局のレッスン室でマリーちゃんとウォーキングの練習。
普段運動しないせいか、足腰が悲鳴を上げている。
『うっ、痛い…。』
マリー「アンタ、若いのに!!しっかりしなさい!」
そう言って腰をバシッと叩いたマリーちゃん。
『ゔっ!!』
マリーめ…←
?「ノブちゃーん!!!」
?「マリーと…女の子?」
マリー「その呼び方辞めなさいマサキ!!」
そう言って追いかけっこ。
デジャヴ…?
その場に取り残された私と目がまんまるで
お兄ちゃんとはまた違うタイプだけど可愛い系のイケメンさん。
とりあえず会釈しとこ。
『ども。』
?「どうも。」
…会釈はしたものの何話していいか分かんない。
私、お兄ちゃんと違って人見知りだからな…。
お兄ちゃんかマリーちゃん、いや誰でもいいからこの場に来てくれ!!
和「に翔ちゃん?」
キターーー!
翔『「 お兄ちゃん にの!!」』
『にの?』
「お兄ちゃん?」
『嵐の人!?』
「にのの妹!?」