第3章 スカウトされちゃった!
朱音said
今日ははとこのコナンくんの入学式。
可愛いコナンくんをバッチリビデオにおさえるんだからっ!
ピンポーン
ーはーい!ー
「蘭ちゃん?朱音だけど…。」
「分かってるよ!今行くからちょっと待ってて!」
数分したところで蘭ちゃんがやって来た。蘭ちゃんの家から帝丹小学校までは、25分ぐらいで着く。
「あぁー!早くコナンくんに会いたいなぁ。」
蘭ちゃんが、両手を頭の上で組みながら、呟いた。
「そうだねぇ。」
「よし!ごめん朱音さん私先に行ってる!」
「え?あ、待って!蘭ちゃん!」
蘭ちゃんは私の声も聞こえず、一人走って行ってしまった。若いよね、本当。私も走って追いかける。
学校に着くとコナンくんが大きく手を振ってくれた。
「朱音さんだ!ランドセルありがとう!」
そう言って私にランドセルを見せてくれるコナンくんは、本当に可愛いかった。
「いいえ~♪コナンくんお似合いだよ!コナンくんの大好きな茶色のランドセルで良かった。」
照れてるコナンくんに私が微笑むと有紀子さんがやって来た。どうやら受付に行ってたみたい。軽く挨拶すると、有紀子さんはコナンくんに教室に行こうと促した。でもコナンくんは、
「ぼく一人で行けるから大丈夫!みんなあとでね!」
と走り出して行った。私は、その姿を見て少し頼もしくなったなと感じていた。