第99章 【東峰 旭】U&I
「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
「なんだよ、旭!朝っぱらから辛気臭い!!」
「スガぁ・・」
坂の下でスガに会って昨日の話をすると、スガはぶっと吹き出して笑った。
「確かに俺もブラックはまだ飲めねーなー。・・あっ!大地、おはよー!」
その後、当然大地にも話が漏れて再び2人に笑われる。
「ってか、高校生が相手にされるわけないだろ。ひろかさんいくつだっけ?」
「・・今年24歳」
「7歳差!?無理だろ~。俺らなんてガキとしか思われてないべ」
「諦めろ、旭」
二人は俺の肩に手を置いて、さっさと部室に入って行った。