• テキストサイズ

【★ハイキュー!!★】短編集

第99章 【東峰 旭】U&I


「はぁ・・いい物買えてよかったよ!ありがとうね、旭くん!」

無事買い物を終えて、俺たちはカフェへ来ていた。

「私、ホットで。旭くんは?」

「・・俺も同じので」

しばらくするとテーブルの上にはホットコーヒーが2つ並べられる。
そーっとひろかさんの様子を見ると、カップを持ってそのまま口に含んだ。
砂糖もミルクも入れずに。

俺も何事もなかったかのように何も入れずにコーヒーを口に含んだが、あまりの苦さにウッとなった。学校の購買で買うコーヒー牛乳とは全然違う。

「ふふふ。砂糖とミルク入れる?」

ひろかさんはそう言って俺のカップの前にミルクを差し出した。
俺は素直にミルクを受け取って控えめにカップに流し込むと、その後ひろかさんも砂糖とミルクを入れた。俺に気を使ってそうしてくれたんだと思う。そのひろかさんの気遣いが何だかすごく悲しくなった。



/ 700ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp