• テキストサイズ

【★ハイキュー!!★】短編集

第53章 【月島 蛍】僕は君が嫌い。


「いいから、これ着て!」

僕のトレーナーを強引に彼女に着させる。
これで下着は見えないだろうと安心する。

「つ、月島…。それはそれで目のやり場が…」

澤村キャプテンの言葉に改めて彼女を見る。
真夏の今日は猛暑。
彼女はジャージを太もも半分くらいまでまくり上げていて、
僕のトレーナーを着たら、そのジャージが見えなくなり、なんともきわどい状態になっていた。

「ひろか、ジャージ下まで下げて!」

「暑いよ~」

「いいから!」

「えぇ~・・・」

渋々ジャージを下げて、一件落着。

「月島、ありがとな」

「別に…」

「なんかさー、月島ってひろかのお兄ちゃんみたいだよな~」

「菅原さん、本当やめてくださいよ。絶対嫌ですよ、あんな妹」

澤村キャプテンと菅原さんはまぁまぁ、と笑った。



/ 700ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp