第9章 お仕置き(イルミ/弟子/鬼畜/微甘)
「…もっと口開けて、リネル」
「…は、…はぁっ……ッ」
「俺の事見て、今は俺の事だけ考えてよ」
「ん…っ……んんっふぁ…、はっ…」
言われるままに繰り返される深いキスに応えていると、頭の芯がぼうっとする感覚を覚え身体が熱を増すのがわかった。
イルミはリネルの表情を伺いながらも片手で器用にリネルの服を乱していった。
「んっ…ぁ、……や、やめっ…」
「お仕置きだって言ったよね、やめないよ」
「んっ……ッ…、…あっ!!…」
リネルはあっという間に胸元を露わにされ、両手で胸を掴まれ その頂部分をゆっくり舐め上げられる。
リネルは身体を走る快感に目を瞑り、両手をぎゅっと握りしめた。
「…あっ、…っ、…ぁ…」
「リネル、こっち見て」
言われるままに目をあけると自分の胸に顔を寄せ、濡れた舌先を胸の頂に這わせているイルミと目が合った。
さすがに直視も出来ずリネルは再びサッと目線を外した。
「…ちゃんと見てて、俺が舐めてるとこ」
「やっ、…や、です、よ……そんな、の……」
「ならやめようか」
イルミは顔を起こしつつも 指先で弾くようにリネルの胸を刺激してくる。
リネルはその感触にビクッと身体を震わせ、もどかしい刺激に再びイルミの顔に目線を戻した。
「そう、見ててよ、ちゃんと」
「こんな、…や、…っ…ぁ…」
恥ずかしさで頭が爆発しそうだが、刺激を欲しがる身体が言うことを聞かず言われるままに目の前の光景を見ていると、リネル身体が余計に熱くなった。
イルミはすでに涙目になっているリネルの瞳を下からじっと見つめながら、舌先を丁寧にリネルの胸の頂に絡めていた。
いつの間にかじんじんとした欲求を主張する下半身にもどかしさを感じていると、急に下着の上から濡れたソコを撫で上げられリネルの口から高い声をもれた。
「あぁっ…!!…ふぁっ!…あ…!」
「修行はやる気ないくせにこっちはやる気満々だね」
「やぁっ…、そこ、で、…喋らな、いで…っ…」
「…ちゃんと見ないならやめるよ?」
「ん、…っ…はぁっ!…あ、…」
「そうそう、見ててね」