第8章 性欲(イルミ/童貞/甘)
「んっ…ふぁ、……ん…、…気持ちいい?」
「…、…うん…」
「へへっ……んっ、……」
リネルは蠱惑的な笑顔を浮かべながら可愛い舌先でイルミの先端の部分をぺろっと舐めあげ、ふたたび深くまで咥え込み上下に舌を絡めながらさすりあげる。
イルミの息遣いと口の中でさらに質量をあげるモノが限界の近さを伝え、リネルはゆっくりと口を離した。
「…、リネル今日は最後までしてくれないの?」
「今日は、…こっちでイかせてあげる」
リネルは自分の濡れた下半身を細長い指ですっと指差し、可愛いらしい笑みを浮かべた。
「え、いいよ、昨日と同じで」
「やだ、…昨日からずっと、これが欲しかったんだもん」
リネルはベッドにイルミを押し倒し、イルミのモノを掴み自身の濡れたソコにあてがう。
ぐちゅっという音と先端の感触にリネルは顔を歪めながら少しづつ腰を落とす。
「んっ…あっ!…はぁッ、…!…入っ…たよ」
「…ッ…、そんなの、入れて痛くないの?」
「んっ、…イルミの、気持ちいい…よ」
「熱いね、中…」
「んっ…、ちょっと動くよ…?」
リネルはイルミの手をベッドに押さえ、少しづつ腰を揺らしてゆく。
リネルの動きにピクリと眉を揺らすイルミに口を重ね、リネルは快感に身を任せた。
「はぁっ、…んっ!…なんか、イルミの事、犯してるみたいっ…ッ…」
「はぁ?…泣きそうな、顔して何言ってるの?、…」
「だって、…ふぁっ!、…ぁ、気持ちいいんだ、もん」
「…リネルって、いつもこんな事、してんの?」
「んっ?…あっ、いつもじゃ、ないけどっ、…たまには…ッ…」
「…誰と、?」
「……ッ………ん、今度からは、イルミとするっ…」
「…答えになってないでしょ、それ」
リネルはイルミの口を塞ぐように、深く唇を落とした。