第8章 性欲(イルミ/童貞/甘)
その夜。
ソファに座ったイルミの足の間にリネルは膝をついて屈みこんだ。
リネルはイルミのズボンと下着の間からまだ反応をしていないモノを取り出す。
「リネル、なんかそうやって見られるとさすがにやなんだけど」
「最初だけだよ、後で気にならなくなる」
リネルはイルミのモノをそっと口に含み唾液をたっぷり含みながらゆっくり上下させた。
「ちょ、リネル…汚いよ」
「ん…お風呂入ったから…キレイだよ…ッ…」
次第に口の中で質量を帯びていくそれを舌で刺激し、手では根元をさする。
「…ん…どんな感じ?」
「どんなって、…変な感じ…?ぞくっとする…」
「ん、それはいい感じって事だね」
リネルは再び咥えなおした。
刺激を与えるたびに少しの反応を見せていくイルミの様子を伺いながら、リネルはスピードを少しづつ早めてゆく。
それにともないイルミの呼吸が少しづつ乱れ出す。
マリルは、一度口を離しすでに十分大きくなったモノに顔を寄せた。
「んっ、…ここヌルヌルしたのが出てる…わかる?」
「…ん…なにそれ」
「気持ちいいって合図だよ」
ニッコリと微笑み上目遣いにイルミを見上げ、先端部分を指先で、なぞりあげると、その動作にイルミはビクっと身体を震わせた。
リネルはふたたび全てを口に含み、奥の方まで咥え込むと一気にスピードを早めた。
「あ、…リネル…ちょっと止めて…」
「ん…?…ん、はぁっ…我慢しないで…いいよ」
「…待って待って、…」
「んっ…ふぁ…んんっ…」
「…んッ、…………ッ…!!」
イルミの言葉を無視し、リネルはさらに煽るように素早く刺激を与えてゆくと、ついには口の中で大きくなっていたモノはビクビクと震えながら達してしまった。
「……ッ……。は…待ってって言ったのに…」
「んっ……、ゴクッ…はぁ…はぁ…」
「え、飲んだの?」
「うん」
「………汚い」
「汚くないもん」
リネルは下唇をキュッと噛み、潤んだ瞳でイルミを上目遣いに見つめた。