第4章 欲情(イルミ/メイド)
「んんっ…ぁ…っ……はぁっ…」
「動いて」
「え…?…んっ…、ど…、どういう、風に…っ…?」
「リネルの好きに動いていいよ」
イルミがリネルの腰に手を添えて腰を揺らすと、リネルはそれに応えるように快感に顔を歪めながら自ら腰を揺らしはじめた。
「はぁっ…あっ…あぁ…んっ…」
「気持ちいいの?」
「んっ…ふぁ…っ…んんっ…あ…」
「質問に答えて」
「えっ…あっ…はぁっ…き、…きもっ…ち、いい…っ…」
「…男に跨って自分で動いてさ、ほんと他の仕事斡旋してあげようか?多分うちより稼げるんじゃない?」
「やっ、…はぁっ…ん、…あぁっ…!」
イルミは目の前で震えるリネルの胸を掴み、その中心部分に指の腹を滑らせた。
その刺激からかリネルは動きを早めて身体をイルミにもたれかけてくる。
「んぁっ…!あっ…そ、そこ…や、っ…イッ…ちゃ、っ…!!」
「…いいよ、イッても。」
「…はっ……あっ、あぁ、あー!…イッ…!!!」
ぎゅうっと中を締めて達したリネルが身体を傾けイルミの耳元で荒い息を繰り返す。
イルミがリネルの髪を撫でると、リネルはハッと顔を起こしてイルミに告げた。
「も、…申し訳、ございませんっ…ッ…私、…勝手に、…ぁ…」
「別にいいってば…ほら、次は俺の事イかせて」
「え、んっ……はっ…あ…!」
イルミはイッたばかりのリネルの腰を掴み直すと、再び上下に動かした。
リネルはイッたばかりの身体に動きをつけられ、さすがにきついのか顔をますます歪めて言った。
「ふぁっ…あっ…ちょ、ちょっと…っ…待っ…!」
「はぁ?自分だけイッておいて何言ってんの?」
「ん、…っ…はぁっ…でも、っ…」
「ほら、自分で動いてよ」
イルミがリネルの腰から手を離すと、リネルは少しづつ身体を揺らしはじめる。
イッたばかりの中でぎゅうぎゅうと締め付けられる感触にイルミは少し目を細めて言った。
「…見せてよ、入ってるところ」
「…はっ、んっ……えっ…?…ッ…」
「入ってるところ見たい」