第4章 欲情(イルミ/メイド)
イルミはピタリと動きを止めたリネルにそのまま唇を重ねる。
口元を舌で割り深く舌を絡めるとリネルの口から苦しそうな声が漏れ出した。
「ん……っ…んんっ……ふ…」
「…服、脱いで」
「ん…ッ、……や…ぁっ…」
「脱げ」
顎を抑え口を犯すイルミの声に、リネルはゆっくりメイド服のエプロンを取り払いブラウスのボタンを外した。
イルミはリネルのはだけたブラウスからのぞく下着に隠れた胸を強引に掴みあげた。
「…っ……ふぁっ……ん……」
「脱げって言ったの、さっさと全部脱いでよ」
「あ、…も、申し訳、ありませ…っ…」
「はぁ、面倒くさいな」
イルミはリネルの下着をずらし露わになった胸を揉みながらその頂部分に舌を這わせた。
その感触にリネルはぴくっと身体を震わせて、感じる快感とは裏腹に無意識にイルミの頭を抑え小さな抵抗を見せていた。
「あ、……っ、…ん……ッ……!」
「…お前が感じてどーすんの?」
「んっ……ぁ、すみませ、…ん…っ」
「…お前がしてよ、俺怪我人なんだし」
イルミはリネルの腕を引くと自分の両足の間に膝をつかせた。
リネルはイルミの求めることの意図を理解し、戸惑った顔でイルミを下から見つめた。
「…で、出来ません。主であるイルミ様に、…こんな事は……」
「しつこいね、やれって言ってるの」
「…でも…ッ、…」
「早くしてよほら」
イルミはすでに大きくなっているモノを取り出すと、リネルの口を指で強引にひらかせ一気に詰め込んだ。
リネルは頭を抑えこまれ、深くまで咥えさせられると苦しさでぎゅっと目を瞑った。
「んんっ……ッ…ぐっ……!」
「ちゃんと舐めてよ」
「ふ、……っ…ん……ッ…」
「あのさ、真面目にやる気ないならやっぱり殺すよ?」
リネルはイルミの言葉に涙の滲んだ目で上を見ると、苛立った様子でじっとこちらを睨みつけるイルミと目が合った。
リネルは恐怖を感じつつも一旦口を離すと、イルミのモノに片手を添えて再び咥えなおした。
リネルの唾液ですでに滑りの良くなっているモノを手でさすりながら、舌先で先端を刺激しつつ丹念に口を上下させた。