第16章 仮宿(ヒソカ/セフレ)
「やぁ、いっ、痛いっ……」
「我慢しろよ♦︎」
「っ、ヒソカ、やめ」
苦しそうな顔をするリネルを見ながらヒソカは動きを速くする。
唾液とシャワーの水分だけでは 大きなソレを受け入れるにはキツく、膣内に引きつれるような小さな痛みが走る。ヒソカの動きは激しさを増す、欲望のままにリネルの中を侵食する。
しかし痛みも一時的な事、少しづつリネルから粘性の蜜が溢れ出し 秘部の中もヒソカを受け入れるように形を変えてゆく。
「んぁっはぁ…ぁ、あ」
「気持ち良くなってきた?…リネルやっぱ、イイね♣︎」
「はぁ…あっ…ヒソカ…ッ」
「もぅもたないよ…イキそ…、このまま出すよ」
「やぁっ ダメぇ…抜いて…ッ…」
「聞かないよ、君の言う事は…、」
ヒソカは激しく腰を打ち付けながら、すぐに精液をリネルの中に吐き出した。
「……気持ちよすぎてすぐイッちゃった♦︎」
「はぁ…中はダメって、いつも言ってる、のに…」
「…ゴメン♥︎」
ヒソカは 余韻を愉しむようにゆるゆる腰を動かしながら、悪戯そうにニヤリと笑う。そしてリネルから自身を引き抜いた。
浴室には 少し乱れたリネルの呼吸とシャワーの水音だけが虚しく響き渡った。