第13章 遺伝情報(クロロ/会話プレイ)
クロロはゆっくり顔を上げる。
そして私の愛液に濡れた口元をわざとらしく舐める。
「…何を話したい?」
「何でも、いいけど、…クロロの好きな話」
「じゃあそうだな。……リネルは普段 自分ではしないのか?」
「えっ、…そんなの、しないよ」
「ならしてみろよ」
「出来ない、よ…」
「いいから」
クロロは私の片手をとると 私の手を濡れた秘部に持っていく。
さらに煽るように 再び私に顔を埋めると 先端に位置する赤く腫れた突起部分を舌先で撫でてくる。
「あ、…あぁッ…ん!」
「…、」
「やぁっ、…あッ…!!」
「…、」
「…クロロッ、お話…は?」
「…、」
クロロは少し顔を上げると 薄く笑いを浮かべていた。
「話したいなら自分でしろって。じゃなきゃ無言のまま ココでイカせるぞ」
「…い、意地悪…っ」
「出来るだろ?」
私は秘部に触れる自分の指を軽く動かす。
ぬるっと簡単に滑る指先は すぐに入口まで到達する。
そのまま中に指を一本入れ込んだ。
「…はぁッ、あぁ…」
「いい子だ」
クロロはその光景を見ると、少し身体を起こしてから 私にも見えるように自身のモノを掴んだ。
「…彼女を想像しながら自慰は何度もした事があるんだが」
「あっそ、…んっ、」
「リネルは…しないんだな、意外だった」
「…なん、で」
「淫乱だから。…してるものだと思ってた」
「……クロロを、想像して?」
「そう」
見透かされてるのかも。
ほんとはしてる、何度も。
会えない時、会いたい時、寂しい時、切ない時。
ここまできちゃうと止まらない。
秘部に埋める指を増やす、もう片手では 花弁の中の突起を撫でる。
「んっ…あぁッ…、」
「興奮、しないか?」
「する…っ。クロロが、私の…私がしてるとこ、見てる」
「お前も…、見てるだろっ」
目元を歪めながら そそり立つソレを手先で扱く姿を見ているだけで、私は限界に近い。
クロロのその切なげな瞳に写っているのは私だけど、きっと私じゃない。
わかってるけど…それでもこの状況は興奮する。
すぐにでもイッてしまいそう。