第13章 遺伝情報(クロロ/会話プレイ)
自分のイイ所はよくわかる。
そこを指で執拗に攻めてゆく。
目の前のクロロも結構呼吸を乱しているし、手の動きもだいぶ早い。
「んっ、はぁっ、…クロロッ」
「…、ッ…」
「何、…考えてるっ?」
「…彼女も、するのか…、自慰行為…」
「しない、でしょ…ッ、気持ち悪い」
「女は30超えてからが、本咲きと言うが…」
「また、…妄想…ッ?…ぁ」
「……正直な所、今は半分半分」
クロロが私に身体を寄せて、胸の突起をきつめに吸い上げてくる。
ダメ、それをされたら私はもう…
「はぁっ、…やああぁイっちゃう……ッ!!!」
「…ほんとに、弱いよな、ココ…、」
そのまま味わうように甘く歯を立てられ胸元を刺激される。
イッたばかりの身体に、その感触が強過ぎて 挿れたままになってる指がきゅっと締め付けられる。
クロロは、余韻に浸る私を支えるように抱えると、自分が椅子に座り 向かい合うようにして私を膝に跨がせた。
先の展開を察知する。
私は荒い呼吸に肩を上下させながら クロロの肩に両手を置いた。
「はぁっはぁっ…や、ちょっと、待って」
「無理、俺もイキそうなんだ、…待てるか」
余裕がなさそうに綺麗な顔を歪めているクロロは 大きくそそり立つ自身を掴み、私の秘部に押し当てると一気に私の腰を引き落とした。
「ぁっ、あぁっ、…ッ!」
「…は、…今日はさすがに、…もたないかもしれない」
クロロは私の顔を捉えると 深いキスをしてくる。
話す事も忘れてる、よっぽど余裕がないのかも。
腰を掴まれグイグイ動かされると 私だって余裕がなくなる。
迫る快感に涙が出てくる。
「ああっ、んぁっ、あっ、…やぁっ!」
「…、リネルはほんと、よく、啼くな…っ」
半分はわざと。
「…少し、…黙れよ。…うるさいっ」
「無理っ、あっ…そんなにっ、突かないでっ」
繋がってる時、余裕がない時、クロロは脳内では完全に姉さんを想像してる。
私を姉さんに変換してる。
それが悔しいから。
せめて聴覚くらいは私を感じて欲しい。