第12章 同化(イルミ/ストーカー/狂愛)
「……えっ、……ッ?!」
「今日はこっちから挿れてあげるよ」
強く腕を引かれたかと思ったらから身体を反転させられ、後ろに腰を思い切り引っ張られる。
と同時に秘部にソレをあてがわれる。
次に来るであろう刺激を予期して、シーツをきつく握り締めた。
本当はもうちょっと、慣らして欲しかったけど…
今日の私に意見をする権利はないみたいだし。
ぐちゅん
「んあぁぁ……ッ、…!」
「…ん、………ッ、…」
イルミは一気に自身を私の奥まで挿れ込んだ。
痛くはない。なんていうか少しだけ、無理矢理押し込まれるようで苦しいだけ。
イルミはそのまま激しく私を揺さぶり、腰を打ち付けてくる。
今日は自分のやりたいようにやりたいみたいだ。
後ろから乱れる呼吸が聞こえる。
「んっ、はぁっ、ぁっ、やぁっ」
「…ッ、ねぇ、リネルっ、気持ちいい?」
「んんっ、ん、きもちいっ」
荒々しい事をされてもそれなりには気持ちいい。
私って意外とこういうことが好きみたい。
イルミの呼吸がどんどん上がっていくのが後ろから聞こえる。
今日は私の好きなあの顔を見せてくれないみたいだし、代わりにその呼吸を聞くことに集中する。
「んぅっ……!?」
「は……、ッ…、」
イルミは急に私の頭をシーツに押し付け、深く体重をかけてくる。
動きもどんどん激しくなるから、奥まで深い刺激が届いて 私はつい目を瞑った。
あ……それすごくいい
もっとして……
そのままたくさん突いて。
そのまま私を壊して欲しい。
でもわかる、ラストが近い。
今日は私をイかせてくれないみたい。
「…リネル、…ッ、イく…」
「んっ、…んんっ、…ふッ…」
残念。
でもいいの、これであなたの気が済むなら。