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【銀魂/3Z】国語教師の作り方!

第11章 10月10日限定彼女(銀八side R-18)


だけど、やっぱり舌をからめながら腰を動かすのには物理的に限界がある。
唇を解放すると、俺の前髪から、ぽたり、と汗の雫が先生の頬に垂れた。
それに気づいた先生がとろんとした瞳で俺を見上げながら、指で額をぬぐってくれる。
「汗かいてるのね」
「うん……先生の中が気持ちいいから」
先生が微笑んだ。
「気持ちいいの?」
「うん、このまま死んでもいいくらい」
「何言ってるのよ……」
「だって本当にそう思ってるんだもん。……ねえ、先生も気持ちいい?」
先生は、今まで俺が見たことのない艶めいた顔でこちらを見て、
「うん……気持ちいい」
と言った。
その声、その表情。
俺がこの人に、その声とその表情をさせてるんだ、と思ったら、もう夢中だった。
先生の気持ちいいところを探して、散々喘がせようとしたけど、俺の方が余裕なくなって、あんまり覚えてない。
ただただ、好きな人を抱くという己の欲望に従い、気がついたら腰を両手でつかんで、中で果てていた。

やべ、早いって思われたかな。
ゴムをはずして捨てる。
眼を閉じたままの先生に声をかける。
「ごめんなさい、あの、俺…夢中で……キツくなかったですか」
うっすらと眼を開けた先生は、こくん、とうなずき、また目を閉じた。

俺はそのまま、先生の身体を腕の中に抱いた。
裸で抱きしめると、彼女の身体はすっぽりと俺の腕に収まり、心臓の音が聞こえてくる。
あたたかい。そして、何とも滑らかな肌の感触が心地よい。
ずっとずっとこうしていたい。
こんなに細くて小さい身体で、色々なものを受け止めて。
(こうやって、俺の欲望まで受け止めて)

抱きしめながら、俺は思った。
どうして、俺は先生より何年も遅く生まれてしまったのだろう。
先生と同じように年を重ねて、先生の隣にいられたらよかったのに。
教師と生徒とかじゃなくて。
そうしたら、結婚してる男なんかより、ずっと先生のことを大事にするのに。
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