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【銀魂/3Z】国語教師の作り方!

第9章 風は秋色(銀八side)


「先生、この前の約束覚えてる?」
「それは……」
先生が少し顔を赤くした。
あー、この前のことを思い出したね。でも、あれは先生が自分からしたことだからね?
「いちご牛乳飲ませてあげるって言ったでしょ」
「……」
「はい」
俺は買って来たいちご牛乳にストローを刺し、ストローを先生に向けた。
「銀さんが飲ませてあげる」
「……」
自分に向けられたストローを前に、先生が固まっている。
俺は、誰にも聞こえないように、そっと近づいて囁いた。
「あれ?口移しが良かったですか?」
「何言ってんの!」
「じゃあ、はい」
先生は顔を赤くしながら、俺の持っているいちご牛乳に唇を近づけ、ストローをくわえた。

上目遣いで俺の方を見ながら、いちご牛乳を飲む先生。
いや、本当は口移しで飲ませてあげたかったんだけど。
これはこれでクる。
立っている俺が椅子に座っている先生にいちご牛乳を差し出すと、必然的に、俺のを先生がくわえているような角度になるんだよな。
自分のをくわえさせるのが嫌いな男なんていないと思うけど、俺もドSだから、嫌々くわえさせるのもクるし、嬉しそうにくわえる女もエロくて好きだし、おずおずくわえる女もそれはそれでイイ。
だけど、普段スパルタな先生が、こんな風に上目遣いで俺のくわえてくれたらさー、あー、想像しただけで勃ってきそう。やべーな。銀さんの銀さんがギンギ……。

先生は、一口ごくん、と飲み干すと、「甘い!」と言った。
「なにコレ、いちごの要素全然ないじゃない。いちごフレーバーがついてるだけなのね」
「そう。俺、甘くしてるのじゃないと、牛乳飲めないの。先生は牛乳そのままの方が好きですか?」
「そうね」
っていうか本当は、いちご牛乳じゃなくって、俺のミルクを……って、あー、この発想、エロ本かなんかの見過ぎだな。ミルクとは全然違うもんな、アレは。いや、飲んだことはないけど。
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