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【銀魂/3Z】国語教師の作り方!

第22章 見えなく、して


「下の口からよだれ垂らすくらい、俺に挿れられて喜んでるの?」
「あ……」
「ほら、すごい音立ててるじゃん」
「んっ……」
「俺に挿れて欲しかったんだろ」
「そ……だって……」
「だって、何?」
「気持ちいい……んだもん……も、もっと、お、奥……に挿れて……」

ああ、だめだ。
そんな声聞いたら、もう我慢できなくなる。
好きな女が、俺に抱かれて、気持ちいいって言うことが、こんなに嬉しいものなんだと、心に刻まれる。
好きなんだ。
好きなんだよ、先生。

「じゃあ、俺しか見えなくしてやるよ」
「え……?」
「今だけは、他の男のこと、忘れて」
「んっ……」
「俺だけ、見て」
「……」
「ね?」

先生は返事の代わりに俺の頭に手を伸ばし、両手で髪の毛をもてあそぶ。
細い指が俺の天パを梳かすように動く。
気持ちいい。

「銀八くん……」

先生がまっすぐ俺を見上げている。
酒になのか快楽になのか、酔った目はうっすらと涙まで浮かべ、目元は赤く染まっている。

「銀八くんしか見えなく、して……」

……え?

先生は俺の顔を両手で包み、引き寄せて唇をつけた。
一瞬頭の中が真っ白になって、絡んでくる先生の舌に慌てて、全てむさぼるようにそれに応えた。

今、先生、何て言った?
俺しか見えなくして、って、言った?

嬉しい。
嬉しすぎて、死にそう。

それが、男を煽る手練手管であっても、もういい。
俺以外の何人もの男に言ってる言葉であったとしても、もういい。
今この瞬間は、先生は俺のもの。
俺の全てを先生にあげる。
俺の方はもうずっと前から、先生しか見てないから。
先生にも、お望み通り、俺しか見えなくさせてやるよ。
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