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【銀魂/3Z】国語教師の作り方!

第13章 特進クラス争奪戦(銀八side)Rー18


張りのある声で説明を加えながら腰をかがめた先生の後ろ姿を見て、下品な想像だけど、昨日はあそこに俺のを入れてたんだよな、とぼんやり思う。
今の先生の口からはこんな難しい言葉しか出て来てないけどさ、昨日は俺の身体の下で「挿れて」とか「もっと」とか、甘い声で可愛くエロくおねだりしちゃってさ。
ああもう、その記憶だけで何度でも抜けるよな。
しかも中出ししちゃったから、まだ俺のが残ってたりするかもしれないんだよな。
(俺は、中出しした後のソレが垂れてくるのを眺めるのが、この世で最も絶景だと思っている)
あ、なんか、加虐心を煽る想像。
そういうプレイだと思えば、先生が何の反応も見せていないのも、その一環だと思える……気がする。
お、ナイスポジティブシンキング!
と思った時。

「先生!金八の鼻から血が噴き出しているぜよ」
と坂本の声がした。
え?
見ると、教科書と自分の手が真っ赤に染まっていた。
「きゃーー!」
女子が声を上げる。
ああ、こりゃ確かにスプラッタだわ。
実際にやってる最中には鼻血吹かなくて、今吹くの?
(いやもちろんやってる最中に鼻血とか最悪だから、今でよかったんだけど)
何コレ。何ていうのコレ。思い出しエロス?
でもまあ、これだけ大量に血を吹いてくれると、昨日3発抜いて夜寝る前にもう記憶で1発抜いたくせに、やる気に充ち満ちている銀さんの銀さんも、さすがにやる気なくすよな。
「金八、お前隠れてチョコレートでもむさぼり食ってたんじゃなか?」
坂本の言葉にクラスの連中が笑い出す。
ははは……。
もう苦笑いを浮かべるしかない。

俺は周りの席の奴らからティッシュをもらって、鼻に詰めると、先生に断って教室を出た。
「保健委員、坂田くんについていってあげて」
愛里先生はそう言ってくれたけど、俺は「一人で行けます」と断った。
ちょっとの間だけでも一人になりたかったのだ。
途中の水道で手を洗い、保健室に向かう。
保健の先生も、さすがに血で染まった俺の姿を見てギョッとしたようだった。
「まだ血が止まってないのね。これで押さえて。シャツは洗ってあげるから、ひとまず脱いでこれを着て」
てきぱきと指図され、俺は血染めのシャツを脱ぐと、中に着ていたTシャツに学校指定のジャージを羽織って椅子に腰をかけた。
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