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【銀魂/3Z】国語教師の作り方!

第13章 特進クラス争奪戦(銀八side)Rー18


朝からだるい。
そりゃホテルで3発やって、しかも家帰って布団の中でまたムラムラしてきて1発抜いたからね(自分の性欲に我ながらひいたけど)、だるいのは当たり前なんだけど。
それに夜中までファミレスで勉強してたから睡眠時間も足りないし。
情けねえことに、抜いたあとにめそめそ泣きながら寝たから目が腫れてるし。
布団から這い出るようにして鏡をのぞき、自分の顔に唖然とする。
え?何この不細工。
これでも一応天パさえ直れば、ナンバーワン張れると思ってたんですけど……。

はぁぁ。
ため息が出た。
身体のだるさだけではない。
先生の授業でどんな顔していればいいのかわからないという、気の重さもあった。
かといって授業をばっくれるのも、逃げたみたいで嫌だ。
仕方なく俺は、重い身体を何とか学校まで運んだ。

「おい、お前なんだその顔。……二日酔いか?」
教室に入るなり、全蔵が小声で心配そうに言ったが、俺は、まあな、とつぶやくのが精一杯だった。
椅子に座って机につっぷすと、頭に浮かぶのは、昨日の先生の姿。
あ、やべ、また勃ってきそう。
正直授業やってても、内容が一切頭に入らない。

3時間目は愛里先生の授業だ。
正直俺は、ちょっとだけ期待してた。
俺の方を向いて、顔を赤くするんじゃないか、とか。
もしくは全く俺の方を見ないんじゃないか、とか。
だけどその期待はすぐに裏切られた。
先生は、完全にいつも通りだったからだ。
俺を無視するでもなく、だからといって特別に扱うでもなく、全く動揺を見せずに授業を進めていく。
俺の腕の中で見せた先生のあんな姿やこんな姿が、全て夢だったのではないかと思わされるほど、何事もなかったかのように進められる授業。

わかってたけど。
愛里先生の後ろ姿を見ながら、心の中でつぶやいた。
俺とのことなんて、あの教師を護るために仕方なくした、単なる義務でしかないのだろう。
先生にとっては、生徒のために教材をつくるとか、会議のために資料をつくるとか、そういうレベルの。
何回も俺の腕の中で達して、先生も気持ちよさそうに見えたけど、それすらも俺の願望の反映なんじゃないかと思えてきてしまう。
はぁぁ。
俺は再びため息をついた。
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