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【銀魂/3Z】国語教師の作り方!

第12章 銀の雫(girl's side)Rー18


腰を持ち上げられる。
「すごい濡れてるね。フェラしながら、自分も感じちゃった?それとも、生で挿れられるの期待して、こんなに濡らしてるの?」
耳からもいやらしい言葉を囁かれて、蹂躙されて、否定する私の言葉は、
「違わないよね」
と一蹴される。
そうね。
違わない。
君の熱を、直に感じたい。
君のくれる快感を、何も隔てずに味わいたい。
君に抱かれなければ、自分がこれほどまでにあさましい人間だなんてわからなかった。
だけど一番あさましいのは、このあさましい自分を君に見られることを、こんなにも心地よく感じてしまっていること。
組み敷かれて、身体の奥まで入れられて、身も世もなく嬌声を上げて。
何を口走ったのかなんて覚えていない。
何度達したのかもわからない。
そのたびに彼が口にする意地悪な言葉も、快感を高めるためのスパイスでしかない。
ただ、銀色の麻薬に、身も心も浸されていく……。

まどろみの中、夢を見た。
彼の身体のどこか甘い香りとあたたかい感触。
銀色の髪の毛を濡らした彼が、笑顔を浮かべて私を見ている。
顔が近づき、思わず目を閉じた私のまぶたに唇が触れる。
「好きだよ」
ほとんど声にならない声で、そっと囁かれる。
これは、夢見ながら、それが夢だとわかっている夢。
夢の中なら、何をしても何を言っても夢でしかない。
だから私は、彼の身体に腕を伸ばし、そのまま抱きしめた。
ああ、人の肌は、夢の中でもこんなにもあたたかいものなのか。
銀色の髪の毛が近づいて、今度は唇に口づけられる。
「好きだよ」
もう一度囁かれる。
「好き」
私がそう応えると、強い力で抱きしめられ、何度も「好き」と言われる。
本当の恋人同士みたいだ。
これは私の願望が見せている夢。
この腕に抱かれながら、この声で、この言葉を聞きたいと思った、そんな私の願望……。
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